文学が好きな私のダイヤリー

いまの自分をただただ綴ってゆくだけの日記です。

美容院に行ってみたら何もされずに帰ってきた話

先日、少しばかり遠方の美容院を予約して行ってみる事にしました。家からは車で30分ほどのばすでしたが時間帯や地域により渋滞していたので、結果1時間ほど掛かってしまいました。

 

初めて行く美容院だったので道も分からないし、変な道にも遭遇し紆余曲折しました。美容院にたどり着くまでは修行僧の如く訓練に挑んでいる感覚でした。

 

やっとの思いで美容院に付き中に案内されてドッシリとした椅子に案内されました。ここまではごく普通の美容院でした。しかしココからが今まで行った美容院とは違うシステムだったのです。

 

まず私は予約の段階で「薬剤を使わない自然100%のトリートメント」をお願いしていました。そう、私の最近の髪の毛悩みは「アホ毛が嫌だ」これ一択だったのです(笑)はい、ここ笑うとこですからね←

 

ネットで調べてもご近所さんだと恐らくここの美容院しかやってないだろう…という感じだったので予約を決断した訳なのでした。なので正直申しまして、めちゃくちゃ楽しみにしていたのでありますよ。

 

最近の私はもっぱら自然派だの、無添加だの、その類いの人格を形成しているのです。だから美容院で薬剤を一切使わないってどゆことなの?と軽く疑問を抱きながらも、かなりの期待をしておりました。

 

そんな訳でこの美容院の椅子にさっそく座らされて、ワクワク期待しかなったのですね。「さらば!アホ毛さん」と言わんばかりの面持ちで、全力待機していました。

 

しばらくするとさっき案内してくれた細マッチョ風の男性美容師さん登場。前髪は横わけにしてちょいロン毛?で柄シャツなんか来ちゃって、80年代風のファッションかな?と言う感じの風貌でしたかね。まぁそんな事はどうでも良いのですが、とりあえず例のトリートメントをやって貰えるのかと思いきや…「このトリートメントについて少し長くはなりますが、注意事項も含め説明させて頂きます。」と一言。

 

「えっ?そんなに丁寧な説明いるの?」と腹の中ではモンモンとしながらも、「はい」と返事をするしかなく止む負えず説明に耳を傾ける事に。つらつらと話し始める事、約10分。ながっっ!!!確かに説明を受ける前に「長くなる」とは聞いていたが、長すぎるやろ!と。

 

そして私の髪を触って一言。「髪の毛、全然痛んでませんよ〜!トリートメントやる必要ないかもです」と言われました。「え?そなの?でもアホ毛が気になってるんやけど・・・」「浮き毛(アホ毛)は髪の毛の老化によるものもあるので、トリートメントだと納得出来ないと思いますよ」と言われてしまいました・・・。

 

トリートメントやらないんならせっかく遠くまで来たし、髪切ってもらおうかな?と「カットはお願いできるんですかね?髪を伸ばそうか迷ってまして。でも夏に向けてばっさり切りたい欲もあるんですよ〜」そう言ったら「それじゃあ切らない方が良いですよ。髪の毛伸ばすのって時間かかるものですから。切ってから後悔するよりかは良いと思います。」と言われカットもしてもらえませんでした(泣)

 

いやいや、伸ばそうとしてるってのは悩んでるから切った方が良いかな?って相談してるやん。そこは切る選択も入れながら会話しようよ。って思っちゃいました。そして何もされずにトボトボと帰る事に。せっかく遠方まで来てくださったからと、最後にお〜いお茶のペットボトルを渡されてそのまま帰りました。

 

何もされずに帰ってきたのは今回が初めての経験でした。結局その後、しばらくしてから他の美容院を探しバッサリ切ったのは言うまでもありませんが(笑)

 

それではまた。